師走、神楽坂にて

忘年会シーズン真っただ中の神楽坂。
そんな時期に、予約も無しで名の通った店に
迎え入れてもらえるわけもなく、
ダメもとで行って玉砕。

しかし、こんなこともあろうかと
行ってみたいお店数件の情報を携えていました。
 
続々とタクシーが坂をあがって行くのを横目に、
お疲れ様の一杯をもとめて路地へ。

「いらっしゃいませ。」
 「あの〜、予約じゃないんですけど・・。」
「どうぞお二階へ。」
やった!

そこは、大御所層のおじさま達の愛読書、
「サライ」の焼酎特集で出てきたお店。

古い民家をピカピカに磨き上げた室内。
板張りの床は鏡のように輝き、
窓の木枠にも、ホコリひとつついていない。
 手入れのゆき届いた日本家屋というのは
こんなにも趣きがあるものかと、
その清さと温もりの美に感動しました。
お通しのスモークされた生落花生や、
トッポキの海苔バター醤油、
酒盗ポテト、
そばがき、
 素朴ながらも他には無い、
まさに酒のための肴ぞろい。

喧噪を離れ、気の置けない友人と
美味しい焼酎と。
のんびりChill outなひとときでした。

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