2010最終クラス 〜後半〜

今年最後のクラスには、お腹の大きな
妊婦さんも来てくださいました。

出産を間近に緊張する彼女に、
先にお母さまになった方がアドバイス。
お料理をしながら、そんな和やかな雰囲気に
包まれて、あっという間の2時間でした。

試食の時間。「美味しい」の言葉にホッ・・。
それにしても、幸せな女性が集まったときの
エネルギーは、本当にすごい。
そこに居合わせただけで幸せを感じられるような空間は、
当然のことながら私一人では決して作れるものではなく、
集まった方のつながりによってできるものです。

後日、そのお母さま生徒さんから、
妊婦の生徒さんへぜひということで、
ドイツ・マリエン薬局のハーブティー、
マタニティーブレンドが送られました。
ドイツでは、出産のときにこのお茶が
安産のために飲まれているのだとか。

母になった人だからこその思いやり。
その粋な計らいに感動してしまいました。

この教室をはじめて本当によかった。
あらためて感謝の気持ちで満たされた、素晴らしい
2010年BE MACROのしめくくりでした。

2010最終クラス 〜前半〜

ご報告が遅くなりましたが、
年内最後のクラスが12/11に無事終了しました。

メニューは、王道のカレーライス。
今年ご結婚し奥さまになられた生徒さんから、
「カレー好きの彼のために、美味しくて
身体にやさしいカレーを教えてください!」
との熱いリクエスト。

そうなんです、みんな大好きなお手軽簡単カレー、
市販のルウの箱をひっくり返してみると、
げっ、というほど添加物が入っているんですよね。

添加物より愛が勝つから大丈夫!と言いたいところですが、
そりゃ、できれば大切な人にせっかく作るごはんに
余計なものが入っていないにこしたことはありません。

「OK、まかせて!」と言ったからには責任重大、
だいぶ試行錯誤のレシピ作りがはじまりました。

基本的に、教室に来てくださる生徒さんは
簡単で、身体に良く、美味しい食事を作りたい
という意識をお持ちの方ばかり。
つまりその3本柱は、どんなメニューであろうと
必ずクリアしていかなければいけません。

インドカレーの味の決め手は、
大量のオイル、じっくり長時間炒めたタマネギ、
そしてスパイスの調合。それがこうなります。

大量のオイル→却下。
じっくり炒めるタマネギ→略。
スパイスの調合→限定。

これで美味しいカレーなどできるのか!?
図鑑やネットで文献やデータ収集、
カレーの王子様(?)にも知恵を拝借し、
トライアル&エラーで完成したのが、
「BE MACRO curry (winter version)」です。

10種の野菜を使ったヘルシーカレー。
ひき肉タイプのベジミートも使い、
キーマカレー風に仕上げました。
試食で肌色のイエロー1割増?
満を持して今年最後のクラスへ。
 
つづく。

Fresh herb tea

街に出たら人酔いし、ティールームで
フレッシュハーブティーを。
 ローズマリー、ミント、レモングラス。
美味しい!まさに身体が求めていたもの。

その理由は他でもない、イブの食べ過ぎ。
私の年間行事になっているのは、
クリスマスより今日の日の反省かも。。。

さ、明日は腹八分目!

スープつながり

例のブイヨンを使って、
早速野菜スープを作りました。
蓮根、エリンギ、サツマイモ、にんじん、
玉ねぎ、ブロッコリー。

それぞれの野菜の旨味を、ブイヨンが
引き立てつつもちゃんとまとめてくれて、
う〜ん、美味しい。
スープがクリアなのも、さすがです。

今宵は実家でも、このブイヨンでカブと人参、
タマネギのスープを作っていました。
送り主も今日はこれで作ったスープを食べ、
さらに送り主の実家でも、美味しいポトフが
食卓にあがり・・。

離れているのに、みんな胃でつながってるみたい。
なんだか嬉しくなってしまいました!
ごちそうさま。

from France

フランスに住む従妹から、
こんなかわいらしいカードとともに
ぶいぶいブイヨンのクリスマスプレゼントが
たくさん届きました!
このBIO(Organic)ブイヨン、とっても美味しい。
おみやげでいただいて以来、すっかりファンに。

国産で旬の野菜を、美味しく、無駄なく、
たくさん食べられるスープ。

寒い冬の国からやってきた素敵なギフトに、
食べる前から心がぽかぽかになりました。
どうもありがとう。

兎饅

虎年の終わりに、
とらやの「兎饅」をいただきました。
うさぎの紅白まんじゅうだなんて!
その悩殺のかわいらしさは、
まんじゅうというより生けにえ。
愛でたいのか食べたいのか。

ちなみに、中はこしあんとつぶあんでした。

師走、神楽坂にて

忘年会シーズン真っただ中の神楽坂。
そんな時期に、予約も無しで名の通った店に
迎え入れてもらえるわけもなく、
ダメもとで行って玉砕。

しかし、こんなこともあろうかと
行ってみたいお店数件の情報を携えていました。
 
続々とタクシーが坂をあがって行くのを横目に、
お疲れ様の一杯をもとめて路地へ。

「いらっしゃいませ。」
 「あの〜、予約じゃないんですけど・・。」
「どうぞお二階へ。」
やった!

そこは、大御所層のおじさま達の愛読書、
「サライ」の焼酎特集で出てきたお店。

古い民家をピカピカに磨き上げた室内。
板張りの床は鏡のように輝き、
窓の木枠にも、ホコリひとつついていない。
 手入れのゆき届いた日本家屋というのは
こんなにも趣きがあるものかと、
その清さと温もりの美に感動しました。
お通しのスモークされた生落花生や、
トッポキの海苔バター醤油、
酒盗ポテト、
そばがき、
 素朴ながらも他には無い、
まさに酒のための肴ぞろい。

喧噪を離れ、気の置けない友人と
美味しい焼酎と。
のんびりChill outなひとときでした。

京野菜

まぁずいぶんと大きなカブだこと!
 と思ったら、京野菜の聖護院大根でした。
良く見ると、葉っぱが大根です。

そういえば、旬のはしりに銀座松屋で
見かけたのは、たしか1,500円でした。
大根=1,500円!

京野菜や加賀野菜は、なんだか地域色そのままに
ご当地のプライドを感じます。

聖護院大根もまた、フルネームで呼ばないと
柔らかく煮えてくれそうにないオーラを
放っているような・・。

さ〜て、どうやって使おうかな。

「しょうゆでまっ茶色にしはったら、
ただじゃおきまへんえ。」

京野菜からやんわりなプレッシャーを感じる、
東女の私・・。

山分け

この時期になると、なんとなく毎年
親に聞いてしまう質問がある。

「3億円当たったら何に使う?」

母に聞くと、
「3人で山分け。」
毎年同じ答えが返ってくる。

あえて「どうする?」じゃなく「何に使う?」と
使い道を聞いてみても、答えは変わらない。

なんだか安心。

その答えを聞くために、質問してるような気もする。
それは「一杯のかけそば」みたいな、心の浄化効果。

「3億円当たったら何に使う?」
父にも聞く。
「3人で山分け。」

あぁ、この両親の元に生まれてきてよかった、
と思った矢先。

「と、思ってたんだけど、散々好きに使った後に
1億円残しておきたいから、ママとマユは7千万ずつね。」

な、なんだとぉ?

そんなわけで、私が当たったときの配当が決まった。
母と私が1億3千万ずつ、父は4千万。

こういう大人げのないところ、まさに父親譲り。

で結局、もし当たるなら母に当たればいいな
と思っている。そして2人からいつも、
「買わなきゃ当たらないよ。」と言われる。

ナチュラル思考

寒くなってきたので、去年買ったセーターを
ひっぱりだしたら、毛玉がついていた。
げ・・。まぁ穴があいてるよりはいいですが。

毛玉で思い出すのがおばあちゃん。
おばあちゃんは編み物が大好きで、
いつもお手製のセーターを着ています。

私が小学生の頃のこと。
「おばあちゃん、毛玉がついてるよ。
取ってあげようか。」

「うん、でも取っちゃうと、なんだか
あったかくなくなっちゃう気がするねぇ。」

もう一つ、友人から聞いた話。
昨今のカロリーゼロ食品に対し、友人の叔母いわく、
「お金を払ってカロリーの無いもの食べるなんて
信じられない!」

なんだか2人とも、本当のところを
ついている気がします。

一本のLarabar

午後5時半。
「今日の会食は何時?」
「7時半です。」
「え〜、お腹すいたなぁ・・。」
我慢するよ、と立ち去る姿。

たしかに、私もお腹がすきました。

引き出しには、ハワイでまとめ買いした
最後のLarabarが1本。食〜べちゃおうっと。
私にしては珍しく、一番食べたかった
Apple pie味をとっておいた。

そのLarabarを手にとる。
でも、あの人もお腹すいてるんだよな・・。
私だけこっそり食べる罪悪感。

心の葛藤でLarabarをじっと見つめる。
決めた。

「私、いいもの持ってました。どうぞ!」

大感謝の後、あっという間にたいらげて
「美味しかった!ありがとう!!」と再度のお礼。

よかった。
大人になったな、私。と思えた瞬間でした。

そして心が満たされたせいか、
お腹がすいたことを5分くらい、忘れました。

美と食

月に1度、ネイリストの友人が我が家に来てくれて、
母と私に素敵なネイルを施してくれます。

そのときのランチは私の担当。
心を込めて作ります。
 この日は、黒米と小豆入り玄米ごはんで、
ゆかりと炒った松の実を混ぜごはんおむすびと、
菜の花とふのりのおひたし、玉ねぎの梅煮、
それからきんぴらごぼうと、大根とわかめの
お味噌汁という、和食ランチにしました。

今月も、すばらしいネイルデザインでごきげん!
彼女もランチを楽しみにしていてくれているので
作りがいがあります。美と食の交換会ですね。
いつもありがとう。充電の一日でした。

Park Hyatt Tokyoのオリーブオイル

ひさしぶりに、パークハイアット東京の
DELICATESSEN(デリカテッセン)へ。

ショーケースに並ぶサラダやサンドウィッチにも
目を奪われるけど、特筆は奥のオリーブオイルと
バルサミコビネガーのセクション。

ひとつひとつの丁寧な説明書きに加え、
テイスティングもできる、まさに客目線の
サービスに、「さすがね。」

オリーブオイルに関しては、クセが少なく
さらりと軽い、「万能」なものが好み。
そんなオーガニックのオリーブオイルが
置いてあったので早速買ってみました。
家にあったフレッシュバジルと
ホールトマト、玉ねぎとベジミートで
夕食はパスタに。
美味しい鍵を握るのは、やっぱり
良質なオリーブオイルと塩ですね。

この他、冷蔵庫にいたクレソンと
アボカドと海苔でサラダを作りましたが、
この絶妙な取り合わせの発見にニンマリ。

適当なのに美味しい夜でした。

切れる!包丁

料理に欠かせない道具といえば、包丁。
教室で使う包丁も、調理が楽しくなるよう
よく切れるものを厳選して揃えています。

GLOBAL、MISONO、GLESTAIN。
横文字ですが、全部日本のメーカーです。
なかでも生徒さんたちに好評なのが、
GLESTAIN(グレステン)

「切るのが上手くなった気にさせてくれる!」
と、メーカー名をメモしていく生徒さんも
たくさんいるほど、切れ味や扱いの良い包丁で、
 私も気に入っています。

そんなわけで、グレステンの三徳包丁を追加購入。
次回の教室でデビューします。

キラリ〜ン。
意外と家庭では適当に扱われがちなのですが、
切ったらすぐ洗い、すぐ拭くことがとても大切。

切ったまま、水がついたままの状態では
すぐに包丁は切れなくなってしまいます。
また切れ味の悪い包丁は、苛々するだけでなく
とても危険なのでご注意を!

良い道具はちょっと高めですが、包丁に関しては特に
その価値が十分にあると思います。
 お気に入りを大切に、長く気持ち良く使うこともまた、
お料理上手になるコツ、かもしれません。