医と食

初夏の日差しの日曜日、
マクロビオティック医学シンポジウムに
出席してきました。

テーマは、「食で糖尿病を治せるか?」

増え続ける生活習慣病。特に糖尿病の
国内の患者数は、予備軍含め2,210万人
と推計されているそうです。
私の周りも親戚を含め糖尿病が多く、
ごく身近な病気だと感じます。

最新の医学情報を交えた医師による
お話はとても勉強になりました。
近々とりまとめて教室の講義で
フィードバックしたいと思います。

私もマクロをどう生かすかお勉強。
講演は糖尿病の話だけではなく、

これからの時代、統合医療(西洋医学に
東洋医学・アーユルヴェーダ・栄養学・
食養生・ヨガ・スポーツなども含めた医療)
が必要とされていること、

医療費36兆円、介護が5~6兆円、
税収は40兆円に届かない現状において、
「食を見直すことは約10兆円の節約に
なり、それは消費税10%に値する」と、
政府から召喚され助言する立場にいる医師が、
国へそのような提言をしていることに
少し明るい未来を見た気がします。

食を見直し、運動することは
我が身を守ること、危機管理です。

私たちの時代は、今のような医療制度に
守られ、食後に手のひらいっぱいの薬を
安価で服用できる時代ではないということは、
国家予算の数字がはっきり示しています。

一見それは不安なようだけれど、
裏を返せば、辛い病気になる前に
自分の身体と向き合い、生活習慣を
見直すことで大往生、畳の上で
ポックリ逝けるチャンスかもしれません。

今の自分になにができるかを
しっかりと考えて、自分の身体に
責任を持つ時代に生きているんだなと
あらためて感じました。

0 コメント:

コメントを投稿